信頼
仕事や作業が忙しくなってきて佳境になると、苛立ちが増して、人のことを悪く言う人が増えてくる。
「忙」という漢字は「心を亡くす」と書くけれど、まさにその事が起きる。
自分だけが辛い想いをしているのだと、皆が思うのだ。
あの上司は無能とか、作業が二度手間になるとか。
私もそういう気持ちになるが、その気持ちをグッと抑えて、周りの人を責めずに、その人を信頼しようと決意する。
信頼というものをあきらめてしまうと、奈落の底というか、人間としての、または社会としての、または良心としての秩序を失って畜生の世界に堕ちてしまいそうだから。
信頼こそが全てなんだと思える。
私は「信頼」という人間としての最後の防波堤を崩さない生き方を決意する。
それが神様から頂いた課題だと思うから。